他社製品との違いを、ぜひ見比べてみてください。
PAS-Kシリーズ 製品情報
PIOLINK(パイオリンク)のPAS-Kシリーズとは、スイッチベースの高機能・高性能のL4/L7ロードバランサです。 高い性能と耐久性、圧倒的なコストパフォーマンスを兼ね備えた次世代のADC（アプリケーション デリバリ コントローラ）です。
PIOLINK(パイオリンク) PAS-Kシリーズの特徴
高性能と高い耐障害性
- スイッチベースの専用ハードウェア設計
- 最適化された専用OS（PIOLINK OS）
- 全機種で標準で電源が2重化、上位機種はホットスワップに対応
多彩な負荷分散/ネットワーク構成の提供
- SLBだけでなくCSLB/GWLB/FWLB等を標準で提供
- アプリケーションアクセラレーションへの対応（SSLアクセラレータ、HTTP圧縮、キャッシュ）
- ポート数が多く、各種L2/L3機能が充実しているので柔軟なネットワーク構成が可能
安心の10年間修理保証
- 全ての製品に対して販売後10年間修理保証（H/W、S/W）
運用管理者にも安心をご提供
- GUI・マニュアルの日本語サポート、CLIはCiscoライク、技術サポート体制の充実
高いコスト・パフォーマンス
- 他社メーカーと比較して、低価格高性能を実現
グリーンIT
- 低消費電力（98W～250W）
- RoHS対応
PAS-Kシリーズでサポートする負荷分散サービス
L4負荷分散サービス（IPアドレス/ポートでの振り分け）
- サーバ負荷分散（Dest-NAT、DSR、LAN-to-LAN）
- キャッシュサーバ負荷分散
- ファイアウォール/VPN負荷分散
- アドバンスドファイアウォール/VPN負荷分散（IPv6対応）
- ゲートウェイ負荷分散
- グローバルサーバ負荷分散
L7負荷分散サービス（HTTPヘッダをベースにした振り分け）
- L7サーバ負荷分散
- アドバンスドL7サーバ負荷分散
- L7キャッシュサーバ負荷分散
- アドバンスドL7キャッシュサーバ負荷分散
≫PIOLINK PAS-Kシリーズの構成事例はコチラ
L7サーバ負荷分散について
L7サーバ負荷分散で提供できる機能
- HTTPヘッダ文字列（URI、User-Agent、Cookieなど）のパターンマッチングに基づく振り分け先サーバ/グループの決定（正規表現でのマッチングも可能）
- 送信元IPアドレス帯に基づいて振り分け先のサーバ/グループの決定
- CookieやHTTPヘッダ文字列に基づく接続維持
- コネクションプーリング
- URLリライト/URLリダイレクト
アドバンスドL7サーバ負荷分散
L7サーバ負荷分散に加えて、以下の機能を提供
- SSLアクセラレータ（ソフトウェア/ハードウェア）
- HTTP圧縮
- キャッシュ
- クライアントIPのSource NAT（X-Forward-Forの挿入も可能）
- IPv6
- IPv6⇔IPv4の変換（Source NATを有効にする必要あり）
※L7キャッシュサーバ負荷分散（アドバンスド含む）についてもほぼ同様
遅延（ディレイド）バインディング
L4負荷分散ではクライアントからの最初のパケット（TCP-SYNなど）をベースに振り分けを開始することが可能だが、L7負荷分散ではTCP3Wayハンドシェークが完了したあと、HTTPのパケットを受け取るまで振り分け先のサーバが決定できない。
このため、クライアントとサーバとの通信をHTTPリクエストが受信されるまで遅延させるしくみ（遅延（ディレイド）バインディング）が必要となる。
負荷分散の基本機能
負荷分散アルゴリズム
ラウンドロビン、最小接続数、重み付けラウンドロビン、ハッシュ、URLハッシュ（L7）等
接続維持方式
クライアントIP（L4/L7）、Cookie値（L7）、HTTPヘッダ文字列（L7）に基づく接続維持
ヘルスチェック（死活監視）
ICMP、TCP、UDP、HTTP、NTP、TFTP、スクリプト
バックアップ等
サーババックアップ、グループバックアップ、サーバ毎のMax-Connection設定
PAS-Kシリーズ その他の機能
L2/L3スイッチング
ポートミラーリング、ポートトランキング（スタティック/LACP）、リンクシンク、IEEE802.1Q VLAN、Spanning Tree Protocol（STP/RSTP/PVSTP/MSTP）、IPv4/IPv6スタティックルート、Proxy ARP
セキュリティ
管理者パスワード、アクセスルール（PAS自身の管理コンソールなどに対する制限）、ファイアウォール（静的パケットフィルタ）
管理・監視
Syslog、SNMP、各種CLIコマンド、WebGUI、テクニカルヘルパー
QoS
帯域幅制御、IP QoS(IP precedence、ToS、DSCPフィールド値)、802.1P(CoSフィールド)
各製品概要
各製品の仕様は仕様・価格表でご確認ください。
PAS-K1516
PAS-K2424/2824
PAS-K4224/4424/4824
内部構造
ポートバウンダリ
- 負荷分散トラフィックが経由するポートに対してポートバウンダリを設定する
- 負荷分散の対象ではないL2トラフィックをPacket Processorに送らないことによりPAS-Kの処理負荷を軽減させることができる
サービス、実サーバ、ヘルスチェックの定義
- 実サーバ、ヘルスチェックを個別に定義し、サービスと関連づける
- 定義した実サーバ、ヘルスチェックは複数のサービスに関連付けることができる
